【体外受精】胚移植前後の過ごし方

こんにちは。
横浜市青葉区/市が尾の温活・妊活・体質改善サロンつむぎのYukikoです。
ご縁に感謝いたします。

サロンのお客さまで、移植を控えている方が何人かいらっしゃるので、移植前の過ごし方について書きますね。
移植直前の場合には、今から急に何か新しいことを始める必要はありません。
今まで積み重ねてきたものを信じて、とにかくリラックスして過ごしてくださいね。

移植前に大事なこと

移植前は、内膜を育てるのがとっても大事です。
内膜を厚くすることはもちろんですが、
それ以上に、移植直前に重要なことは、内膜を「柔らかく暖かく」することです。

もしあなたが卵だったら、カチカチのベッドとフカフカのベッド、どちらが居心地が良いですか?

受精卵は、自分の力で子宮の中に潜っていきます。
その時に、内膜がカチカチだと潜りにくく、
逆に、フカフカで柔らかいと潜りやすそうなイメージが湧きませんか?

生活習慣

生活習慣は、移植前だから、というわけではなく、妊活さん全員に共通して、心がけて欲しいものになります。
・疲れすぎない生活をする(エネルギー消耗を抑える)
・栄養をしっかりとる(VD,VE,たんぱく質、鉄、オメガ3)
・3食しっかり食べる
・睡眠(22時に寝る)
・血流をよくする(リラックス大事!)
・湯船につかる

寝る前にスマホは見ても大丈夫?

スマホは、寝る2時間前までにしましょう!
人間は、朝、太陽の光(ブルーライトを含む)を浴びることによって、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌が抑制され覚醒します。逆に、夜は、暗くなりブルーライトの量の減少を察知しメラトニンが活発に分泌され深い眠りにつきます。
このリズムに反し夜間ブルーライトを多く浴びることは、体内時計を狂わせ、その影響は睡眠障害にとどまらず、性周期不整や不妊症状にも波及することが分かっています。

エクササイズ


体に炎症(肩こり・首こりなど)があると自律神経が交感神経優位になって体が緊張してしまいます。
筋肉が緊張すると、血流が悪くなり冷えて、子宮内に流れる血流量も減少し冷えます。

普段から肩こりや痛みなどのない体にしておくことはもちろんですが、
移植前日、もしくは当日の移植前に、整体やホットストーントリートメントで子宮の血流をあげることはとても有効です。
急なスケジュールでも対応させていただきますので、ご相談くださいね!


おすすめのセルフエクササイズは、
・ストレッチ(開脚など下半身中心のもの)
・ヨガ

子宮をふわふわにするリラックス妊活ヨガ!レベル★☆☆
https://youtu.be/hyB8MSc-PnQ

着床率アップ!7分でできる妊活ヨガ|レベル★★☆
https://www.youtube.com/watch?v=038p00Pqra8&t=93s

栄養

【移植前まで】
移植する前までには、タンパク質をたくさん摂っておくことが大切です。

受精卵が分割をしていく過程においては、アミノ酸がとても大事だというふうに言われています。
アミノ酸というのは、タンパク質が体内に入って分子化したものです。

摂った方が良いもの
お肉やお魚、だしスープ
大豆製品や豆乳


【移植日】
移植する当日に関しては、朝から夕方ぐらいまでは、少しタンパク質をとるのを控えていただくと、より着床する効果が高まるというエビデンスがあります。

摂らない方が良いもの
・動物性たんぱく質(お肉やお魚)
・植物性たんぱく質(豆腐や豆製品など)

移植する当日は、たんぱく質の代わりに、お野菜や、糖質を少し抑えたご飯やおかずなどを食べてください。

どうしてたんぱく質を摂らない方が良いの?

移植日においては、タンパク質が体にない方が移植の卵の着床率が上がると言われています。

なぜかというと、体の中の母体のタンパク質が少なくなることによって、子宮の中に枯渇感が生まれてきます。

子宮が「お腹が減った〜」という状態になるってことだね!

受精卵もタンパク質でできているので、それを戻した時にお腹が空いた子宮の状態だと、それをより取り込もうとする力「エンドサイトーシス」が強くなるということが言われています。

その後はまた胚盤胞が着床して、どんどん大きくなっていかないといけないので、タンパク質が必要にはなっていきます。

ただ移植の日だけは、タンパク質をとらないように心掛けると、取り込み力「エンドサイトーシス」が上がって、子宮がより強く卵を捉えようとする力が高まる。ということが言われています。  


胚移植後から妊娠判定までの過ごし方

大事な胚を移植した後は自分自身がどのように過ごしたら良いのか一番気になるところですね。

「安静が良いの?」「運動はしても良いの?」「仕事は?」など様々な疑問と、より良い過ごし方が知りたいところです。

まず知って頂きたいのは胚移植後も通常の生活で良いということです。「良い」というよりも「そちらが良い」と思っていただけるといいですね。

安静にし過ぎてしまったり、胚移植後だからといって多くのことを制限してしまったりすると、通常と異なるこの生活にストレスを感じてしまいます。実はそれは逆に良い環境では無くなります。

移植後は特に女性に「楽しい」「幸せだ」と感じてほしい時期です。
あえて何かできることを取り入れてみたいという場合には、ご自身が楽しいと思えること、好きなことを取り入れてください。そしてリラックスした状態で妊娠判定の日を待ってくださいね。

また、運動に関しては妊娠のために日頃から取り入れておくことは良いことです。胚移植後は軽めのストレッチやヨガなどであれば問題はありませんが、運動強度が強いものは控えるのが良いかと思います。

仕事に関しては、これまでと同様の仕事であれば問題ありません。
しかし仕事の内容が力仕事や肉体労働の場合は控えたり、業務内容の見直しができると良いかもしれません。

他にも自転車に乗っても良いのかという質問をよく頂きます。
胚移植後は振動が多いよりも少ない方が理想的です。自転車は車などに比べると体に感じる振動が大きいため可能な限り控えると良いかもしれません。

迷った時には、後で後悔しない行動かどうか、という基準で選んでみてくださいね!

まとめ

採卵や治療の日々を乗り越えて、移植の日を迎えられたことは、とっても幸せなことです。
移植が終わってから妊娠判定日までは、ただ待つ、という長く感じる期間になると思います。
でも大丈夫!!
今まで自分が取り組んできたことを信じて、リラックスした状態で過ごしてくださいね♪

移植前日、もしくは当日の移植前に、整体やホットストーントリートメントで子宮の血流をあげることは着床率を上げるのにとても有効です。
急なスケジュールでも対応させていただきますので、ご相談くださいね!
不安なことがあったらいつでもご連絡ください。
応援しています❤️

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